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VRゲームを考える

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同級生VRという名称でゲームを作っていますが、elfの同級生のオマージュで作っています。本家の同級生が出て欲しいけど、自分が歳を取ったこともあるだろうけど、あの頃の感動は無いかもしれないなあ。
あの頃に聴いた音楽とリンクするみたな感じで、あの頃やってたゲーム・・・そういう対象なのかもしれないと冷静に考えてしまう。
YU-NOのアニメを見てもそう思うところが・・・(絵が違うとかオッサンが懐かしく思うためのアニメでは無いことを知れ)
さて、あの時代にはVRでゲームは無くて、テキストを読んで進めるんだけど、コマンドで「移動する」-「外に出る」を選ぶと「そうだな外に出るか」という独り言を言いながら場面が変わるといった感じ。
オッサンならわかると思う。
VRでそれやってると、コマンドじゃなくて行動になるので、自然なんだけど、コマンド式と比べると不自然に思えてしまう。
コマンドの場合、ヒロインとの会話フラグが消化されると「移動」-「音楽室」と選ぶと「よし、行こう」と独り言を言いながら移動するんだけど、VRの場合、ドアを開けて移動するんだけど、好きな女の子がそのまま教室に居たりするわけだから、そのままじっとしててもいいんじゃないかと思う。じゃあ、結局VRなんだし身体でも触ってしまおうという行動に出てしまう。
それなら女の子から「触って」って言わせた方が、プレイヤー側も次に何をするか明確になるので、ちょうどよい。
また、移動に関してはコマンドで移動→行先と選択するのだが、VRの場合移動自体を自分でしないといけない(6DoFの場合)からフラグ回収のための移動ってVR酔いもあるし、なるべくしたくない。
技術的にVR酔いを防ぐためにテレポートという技術があるが、私はたぶん使わない。
リアリティが無いからだ。
そこまでするなら空を飛ぶかな。
VR酔いがあるかもしれないけど、スティックでちゃんと移動した距離を感じてもらいたいと思っている。
またVRのコマンド選択はスマホ的なデバイスで選んだり、画面にYes、Noが表示されてそれを見つめたりして選択するが、私はそれがしっくりこない。やるなら自分でしゃべって、それに対して相手が何か反応をするというようにしたい。(希望)
また同級生シリーズにある真子先生とかこずえとぶつかるというシーンがあったりするけど、VRでそれをやってみてるが、現実的によけるでしょ!って自分でもツッコミたくなりますが、仮に昔のコマンド選択式の場合、ぶつかって転んでもグラフィックを用意すればいいんだけど、VRの場合は自分が転ぶ演技をしないといけないという事実が発覚。
「ぶつかられたので転んでください」だと?となってしまう。
また、ぶつかられかたに関しても、正面から、真横から、真後ろからとありますが、自分の視界に入ってからぶつからないと、何が起こったのか全く分からない。
今、制作中のゲームは真正面からぶつかるように設計している。
※正面から結構なスピードで迫ってくると臨場感があるのは◎
まあ、そんな感じで作りながら色んな無駄なことを考えているけど、VRゲームの向き不向きがあることがわかってきた。
そういう意味ではホラー系は恐怖を感じるし、進むのが怖いというこの感覚はVRには向いている。現実じゃないと知りながらも音にびっくりしたりする。

VR開発をするという人がいれば、上で紹介した本をお勧めします。
VRの開発に法律はないけど、ある程度ルールを知っておいた方がいいからだ。
人に恐怖を与えてはいけないというようなニュアンスの内容もある。
私はお化け屋敷程度のものならいいと思うし、作ってみたい気持ちもある。
しかし、ゾンビを倒すなどの行為は嫌悪感があったりしてそれに慣れてしまうとどのような危険性があるのかも考えなければならない。
そこを考えるのであれば、交通事故を未然に防ぐために、子供たちに飛び出しすると急に車が猛スピードで迫ってきて、急ブレーキで助かった・・・というような交通安全教育に使うという方法もあるかもしれない。
じゃあ、進めていこうかと思うと、13歳までは目の成長に影響があるから13歳以上でないとVRができないというルールがあったりして、難しい。
じゃあ、エロならいいのか?となるが、「そうだ」と言い切りたいが、そうでもなさそうな気がする。
例えばVRで痴漢をしたいという欲望をそれで体験させて、痴漢を未然に防ぐかというと、逆に現実でもやってみたくなったとなれば・・・良くない。
じゃあ、何がいいんだろうと考えると、フィットネスとか、ロボット操縦体験とか、そういう意味があったり、普段できない疑似体験をするものが健全でいいんだろうな・・・とエロゲーを作りながら考えています。

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