「Oculus Connect6」によって、Questが大幅に変わるような記事を見ました。
「Oculus Link」 PC用ゲームができる。
「 ハンドトラッキング 」手のモーションをトラッキングできる。
私が気になったのはこれらのことです。
・・・の前にOculus Integrationのバージョンがこれからまた変わるのかと心配なところです。
今までの流れは変わるたびにビルドし直したり、突然動かなくなったりと開発者泣かせのところがありました。
開発者向けの書籍が出てこないのもこのあたりの心配が絶えないからだと思うこともあります。(つまり紙の本ではすぐに陳腐化してしまうということ)
まあ、それはさておき、「Oculus Link」を使うと開発が楽になるのだろうか?
今まではビルドしてから実機で確認としていたところが、なくなるのだろうか?
しかし純正のケーブルが必要だったりとそれなりに投資も必要になるみたいなので、まあこれに関してはどうなるかわかりません。
次に「ハンドトラッキング」。
これは開発者にとって大きく変わると思っています。
まずはコントローラーを持たなくてもよくなること。
ボタンを押さなくても良いため直感的な操作になると思います。
LeapMotionで少し遊んだ経験があるので、楽しみではありますが、今後ハンドトラッキングをメインに考えるのであれば作り方も変えていく必要があります。
まず、移動は本当に移動する必要がある。
今まではコントローラーで前進したりしていましたが、部屋が狭い場合、手のモーションだけなので移動をしないようなゲーム設計にする必要があると思っています。
それこそ2×2mの範囲で遊べるものです。
そう考えると今までの学校を舞台にしたゲームはどうしたらよいのだろうか?と考えています。
あとはメニュー関係はおそらく手のひらをかえしたらメニューが浮かび出るとか、腕時計を押したらメニューが出るとかそういう設計になりそう。
今までのゲームではそういうメニューが作らなかったので問題にならないが、Oculusボタンでゲーム終了をしていた部分が使えなくなり、OSレベルでの対応が必要になると思っています。
もしかしたら標準で手のひらメニューが出てくるのかもしれません。
そうすると間違いなくOculus Integrationバージョンが上がって今までのゲームを再度ビルドする必要が絶対あるな・・・そんな心配しかしていない。
Quest開発者はどうなる?
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執筆者:hondasoft